日記

2006年09月21日


 突然思い立って「浅井忠と関西美術院展」を見に、府中市美術館へ行った。
あまり普段目にしない作家の作品もあり、出品点数も多く見ごたえのある展覧会だった。今春の東京国立近美の「須田国太郎展」へ行けなかったので、同氏の「早春」と「村」が見られたのは収穫でした。
史料価値のある厚いカタログが1,700円はお安いかと思います。

10月で企画画廊がまた一つ閉廊するらしい。
景気という面ではバブル崩壊後のほうが悪かったわけだから、不景気で閉めるのではなく意欲が減退したと言うことかもしれない(想像ですが)。




2006年09月17日


 読書の秋、村上隆「芸術起業論」を読む。
今まで村上芸術にあまり関心がなかったが、これを読むと実に良くわかる。現状分析や方法論など示唆に富んでいて、美術関係者に限らず誰が読んでもおもしろい好著だ。6月発売、8月で第6刷とあるから売れているのだろう。

当方は、ひらめきもリビドー湧いてこないので、スランプなのか、現状ただ淡々と行くのみです。

今年の大沢展は、10月お祭りの時期に大作展を開催します。

ナムジュン・パイク




2006年09月12日


 日曜日はオークションへ行くつもりでしたが、カタログを見ると欲しいものもあまりないので、やめて在廊。結果を見たら、一つだけ気になっていた作品がエスティメイトの3倍になっていたので、行かずに正解でした。

最近のオークションは、長谷川利行が(おそらく某コレクションの大量放出によってか)多く出る以外、目だった作品はないようだ。オークションでの買いは、今年の年初までがチャンスだったのではないだろうか。
画商の在庫で数合わせをするようになると、新鮮味がなくなってくるのではないだろうか。

これをどう読むか。想像を交えて言えば、買い意欲旺盛なニューリッチの人たちが、画商を介しての購入が割りとリーズナブルであると思い始めたのではないか。売る側もしかり。
良い作品が投売りで出てくることがなくなり、オークションは高値誘導体制になりつつある。(こういうのをバブルというのかな)
以上は、高額作品について。

安価な作品は、相変わらずデフレ状態といえるかもしれない。
そこの一部をカバーしているヤフーオークションについて当方の経験から言えば、落札者には大きく二つのタイプがあるようだ。
1.大都会にのマンションに住むビジネスマン。
2.画廊のある都市部から離れた地域に在住の方。

時間の余裕がなかったり、地理的に不便であったりする方にとっては、ヤフオクは便利ということだろう。






2006年09月06日


 柄沢斉展の最終日、Aさんと宇都宮に行ってきました(日曜日)。宇都宮美術館で石川順恵さんの作品も見てきました。そこで銀座のFさんに偶然お会いしました。あまり景気は良くないとのお話に、当方だけではないのかと妙に安心したりしました。
美術館の受付嬢にお聞きして「みんみん」という餃子屋に行きました。安く、美味しく感激でありました。

今日は、頼んでいた「音のかけら」を受け取りに金沢健一さんのアトリエに伺う。
近くなのにお訪ねするのは初めて。川越にはいろいろな作家のアトリエがあります。





2006年08月31日


 明日から9月、早く夏バテを解消してがんばりましょう!!





2006年08月25日


 8月は夏休みで売り上げがあまりないので、この時期「物故作家展」「・・オークション」といろいろ開かれている。毎年のことで分かっているはずなのに、自分の所でも何か催してしまい、行ってみたいが出かけられない。

昨日から「夏の特別展示」というのを開催しております。特別というのは、価格のことであります。
手作りのハガキを30枚ほど出したら、昨日は一日中お客様がきれなかった(個々の滞留時間が長いので)。ご売約もそこそこあった。
最後のお客様と「小江戸温泉」へ行った。よくある日帰り温泉だが、ここの特徴は時間制限のないことだ。一度入館すると何度入浴してもよいということらしい。本でも持っていって暇をつぶすのにはよさそうだ。

今日は、ひさしぶりに来廊されたUさんに大学教授のお名刺を頂戴した。市内のお友達を呼んで、難しいお話で盛り上がっている。以前はお二人とも予備校で教えられていたが、今はそれぞれ大学教授。
当方は、あいも変わらずあくせくと、年をとっただけで、何か蚊帳の外という感じがします。
そういえば、以前読んだ「へそ人生」(日動画廊創業者の自伝)に、「画商というのはお客様の話を黙ってニコニコと聞いていればいい。真ん中に空いたへそのようなものだ・・」というようなことが書かれていたので、「ミニミニへそ人生」で行けばよいのかもしれない。

「へそ人生」といえば、長谷川仁氏が最初に扱ったプロの画家は、大沢昌助と猪熊弦一郎ということです。大沢先生が亡くなったのは最近(1997年)のことなので、「近代洋画商の歴史は、短い」とも「大沢昌助は、近代洋画商史を生きた」ともいえなくもありません。

画廊内で売約となったものは、ヤフオクから取り下げています。





2006年08月23日


 平素緊張感をもっていなければいけないのですが、ついつい散らかって倉庫状態と化してしまいます。そんな中思いもかけず遠路、美術館の方が来廊され、大変失礼いたしました。






2006年08月12日


 13日〜19日休廊いたします。




2006年08月10日


 運動不足でタバコばかりすっていると体調が良くないので、運動靴を履いて都内に出かけた。

ワタリウムのナムジュン・パイク展は喧騒を危惧して行ったが、懐かしい感じの落ち着いたいい展示だった。素材の映像が古いせいもあるかもしれない。
パイクはやはり大陸の人という感じがした。作品が荒削りで、肌に合う。

表参道ヒルズへはじめて行った。ギャラリー412のある棟は、以前の同潤会アパートをそのまま再現している。ギャラリーの広さも雰囲気も以前のままだった。山中現の作品が掛かっていた。

青山、原宿と町並みも店舗も洗練されていて実に綺麗だ。洗練されるのは良いことだが、すべてそうだとなんとなく息が詰まる。たまに焼き鳥屋の幟などがあると何かほっとする。
自分が単に田舎者なのだろうか。

ゆーじん画廊の岡崎乾二郎展に行ったら、これも洗練されていた。

場所が分からず行けないところもあったが、いろいろ回って戻ると川越も人が多い。
多くの人が、この夏最高の一日を謳歌しているという感じか? ともかく運動にはなった。




2006年08月08日


 お昼の帰り、外国人を案内している学生らしき人に「ゾウノマチにはどう行ったらいいんですか?」と聞かれた。そういう言い方もあるのか、なかなかおもしろい。「蔵の街」のことらしい。
8日は蓮馨寺の縁日で、ガマの油売りをやっていた。







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