日記

2007年10月13日


 この夏の暑さのため今になって体調をわるくする人が多いと、向いの喫茶店のマスターが言ってました。黒川紀章さんも選挙など夏の暑さが響いたのではないでしょうか。
暑さのせいか分かりませんが、私も最近人並みに50肩になり気が滅入っております。

というわけで 最近はスランプといいますか、あまり書く話題もなく日記も滞りがちとなっております。
このページをご覧いただいている方は、零細画廊の悪戦苦闘記を期待されているのかとは思いますが(まあそちらは得意なのですが)、どうでもよいことを書くのも気が引けるわけです。

さて、川越は祭りの前の静けさといいますか穏やかな日々が続いていて、展覧会のご来場者ととりとめのない話をしていると、あっという間に一日が過ぎてしまいます。
情報時代とは言っても、コアな情報には足を使った人やお金を使った人しかアクセスできないわけで、なかなか時流に乗るというのも難しいような気がします。

物故作家の顕彰も誰かがやらなければならないことなので、ここは自分流、地道に行こうと思う次第です。




2007年10月06日


 菅井汲版画展の展示をする。
「最大の緊張」はミラノのグラフィカ・ウノの出版ですが、制作はパリの菅井のアトリエでされたとのことです。この工房からは今話題の李禹煥の作品も出版されています。
50部限定ですが、工房に残っていたヤレに後年菅井がサインを入れたものが出回っています。それらは本来のEA版と区別する為に、用紙の左下角にEAと入れられています。

構造改革とグローバルスタンダードと言うものが美術の世界ではどういうことかといえば、国際(美術)市場に上場されるかどうかで価格に大きな違いがでてくるということなのでしょうか。
菅井汲はフランスで評価されて後逆輸入された作家なので、既に上場されている作家といえるでしょう。
ただ版画に関しては、以前の好況時に国内価格が(国際価格に比して)高騰したための揺り戻しとして、現在低迷しているといえないでしょうか。何故なら、油彩の優品が安価に出回るということがないからです。

現在話題の作家を見ると、タブローの価格が一桁上るとようやく版画の価格に波及するようです。
すると菅井の版画価格の上昇は、オークションなどで優品タブローが高額で落札されるというようなことがあるまで待たなければならないということかも知れません。




2007年09月27日


 10月9日〜20日(日・月休) 菅井汲版画展を開催します。
没後10年というのは思い違いで、1996年没なので11年になります。いつもながら失礼いたしました。
以前展示したことがありますが、版画集「最大の緊張」の10点をメインに展示いたします。画像はそのうちの一点「紫のマッス」です。

「最大の緊張」とは、ポルシェでアウトバーンを疾走している時のことを言っている訳です。
「アウトバーンを200キロのスピードで走っていると、色と単純な形以外目に入らなくなる・・。」(正確ではありませんが・・)という本人の言葉がありますが、この後に来る「森と太陽とオートルートの時代」を予見させるタイトルとなっています。
緑は森、赤は太陽、曲線はオートルートを表すこの時代の作品が今後最も評価されることでしょう。(
何故なら実体験にもと付く真実(本当のこと)を描いているわけですから・・)

単純な形といえばサイン(道路標識)がそれで、70年代の標識を思わせデザイン的とも言われる明快な作風へとつながってゆきます。
そして晩年は再びオートルートの形態が現れ(自身はSUGAIのSとも言っていますが)、そのバリエーションによる作風となります。

版画集「最大の緊張」は、初期のプリミティブでカリグラフィー的時代から森と太陽の時代への過渡期の記念碑的版画集であるとともに、菅井汲の版画集の中で最も充実した内容の代表作といえる版画集なのです。





2007年09月20日


 作家のアトリエを訪ねに長野までドライブ、気温は高くても爽やかな秋の風が吹いておりました。
7年ぶりの訪問で作品に変化が見られました。

今回購入した小品。
・道を挟んだ2軒の青い屋根の家、南面に菜の花畑、池の周りに白い蕎麦の花。中央には二人の人影。
 あるいは
・黄色い服を着た黒い髪の少女が、何かを抱えて泣いている。

土曜日も不在にします。




2007年09月15日


 市内のギャラリーユニコンで高橋玄洋先生のギャラリートークを聞きました。ご本人の油彩・陶芸・書の展覧会のオープニングに合わせて開かれたものです。
小林和作、中川一政両氏との逸話を自分史と絡めて話されました。ユーモアを交えながらも原爆体験などに告白的な部分もあり、また二人の画家について初めて知ることも多く、濃い内容の興味深い講演でした。
高橋氏の人柄に触れて私もファンになりました。





2007年09月13日


 昨日国立新美術館で安齋重男展を見てきました。
1970年から2006年まで年毎に順を追った展示となっていて、各年のトピックスを振り返れる興味深い展示となっています。ただ高い位置の写真はよく見れないので、はしごでもあればとも思いました。





2007年09月01日


川越市立美術館で「金沢ソロ+IRON CODE リハーサル・セッション」を見る(聴く)。
久保田晃弘一ノ瀬響とのコラボレーションでとてもよかった。
金沢健一渾身の音のかけらは、今まで見た中では金沢最高のパフォーマンスだった。いずれCD化されるとは思いますが、明日も11:00〜 と 3:00〜 二度行われるのでお近くの方は必見です。





2007年08月26日


 今日は走行中にトラブルで車をディーラーに預け、タクシーと電車を乗り継いで帰ってきた。プラグのトラブルらしい。走行距離10万キロを超えているので、寿命なのだろうか。買えかえるにしても2〜3日では無理なので、とりあえず修理してもらうことにしたが額を手で運ぶというおまけ付で、大変な一日でした。

この8月は結構働いているのでまだ8月かという感じですが、9月はオノサトをメインとした展示といたします。(常設展のようなもの)




2007年08月24日


まだまだ暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
今日は先ほど夕立が来て少し涼しくなったようです。
先週の土曜日と昨日は涼しかったので、来場者も多かったようです。猛暑日は画廊に出かける気も起きないかもしれません。オークションは期待以上に多くの作品を落札いただきました。ありがとうございました。









2007年08月17日


今日から再開。
明日、明後日の二日間日頃のご愛顧にお答えして、ミニオークションを開催いたします。
60点を出品し、底値は破格の設定をいたします。参加者は多くないと思われますので、底値落札になると思います。
お近くの方は、是非ご参加ください。

今日早速ご入札いただきました。

*会期が一日ずれて表示されていました。失礼いたしました。









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