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雑記帳
埼玉県富士見市南畑(なんばた)という土地は、度々荒川が氾濫するきびしい土地柄だったそうで、昔は難波田と書いた(南畑生まれの渋谷定輔(1905〜1989)「農民哀史」に詳しい)。
ここに難波田城公園がある。(富士見市と川越市は隣接)
難波田龍起(1905〜1997)は、北海道旭川の生まれとなっているが、遠く昔をを辿ると難波田という姓は、ここがルーツらしい。先生はこの地に愛着を感じて、生前度々訪れている。私もご夫妻のお供をして、お寺の古い石碑などを見てまわったことがある。当時はまだ難波田城は整備されておらず、館跡の石碑があるだけだった。

平成14年には「キラリふじみ」の落成を記念して、寺田コレクションによって「難波田龍起展」が開かれている。
今回川越市立美術館で「心の風景」という難波田龍起・史男の作品をメインにした寺田コレクションの展覧会が開かれるという(10/8〜12/4)。
私立美術館近くの東明寺には、「川越夜戦でこの地に難波田弾正が没す」と解説碑があるので、難波田一族ゆかりの土地だ(弾正は、難波田一族で最も有名な武将)。
寺田小太郎氏の収集によって、ゆかりの地に作品が展観されることを、先生も喜んでいるに違いない。
ところで今回、渋谷定輔と難波田龍起が同じ年の生まれであることを、初めて知った。一方は農民運動家、一方は画家と違っていても、「詩人」という共通項がある。
何かのえにしかもしれない。
*写真の左の人物は、難波田というラベルの日本酒を出している酒屋のご主人。先生からこのお酒を贈られた知人の方も多いと思う。 |
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